本学大学院生が地盤工学会第58回地盤工学研究発表会において優秀論文発表者賞を受賞
7月20日(水)~22日(金)に福岡市で開催された、公益社団法人 地盤工学会主催「第58回地盤工学研究発表会」において、本学大学院生の仲村将磨さん(博士前期課程 工学専攻 社会環境工学プログラム1年、主指導教員:川口貴之教授)が、優秀論文発表者賞を受賞しました。
本賞は、今後の地盤工学分野を担う若手技術者および若手研究者の活性化、研究意欲の向上を目的として設立された賞で、「地盤工学会の発展に貢献しうる優秀な論文を適切に口頭発表した」と認められた35歳以下の技術者及び研究者に贈られるものです。
仲村さんが発表した受賞題目「実大試験堤防への湛水実験時の法尻変状と間隙水圧挙動について」の研究は、オホーツク地域研究創生パークにおいて実施している、北見河川事務所との連携協定を活用し、九州工業大学および北海道大学との共同研究として積雪寒冷環境における地盤防災?減災技術の確立を目指した実験に関するものです。
今後も、地域と歩む防災研究センター(SAFER)のメリットを活かした研究を進め、地域の防災力向上に資する研究成果を社会に還元していきます。
なお、本研究は「科研費20H02405間隙水圧の多地点観測による堤防決壊リスクの見える化技術の確立」の助成を受けて実施しました。