本学大学院生が日本分析化学会第72年会において大阿蘇若手ポスター賞を受賞
9月13日(水)~15日(金)、熊本城ホールで開催された「日本分析化学会第72年会」において、本学大学院生の児玉康輝さん(博士後期課程 生産基盤工学専攻3年、指導教員:齋藤徹教授)が、大阿蘇若手ポスター賞を受賞しました。
児玉さんは、「キレート性高分子電解質の凝集浮選による水中微量元素の迅速捕集」という題目でポスター発表を行い、全217件の若手ポスター講演の中から、優秀な発表を行った学生として選出されました。
気候変動の海流への影響を把握するために、海水の起源を反映する微量元素のモニタリングが重要とされており、簡便?迅速な分析法の開発が求められています。本研究は、海水中の微量元素を気泡の力で数百倍に濃縮することにより、現場分析を可能とするものであり、その内容が高く評価され受賞に至りました。
なお、本研究は公益財団法人 日本科学協会の「2023年度笹川科学研究助成」の支援により実施されたものです。