このたび、本学大学院生の松本日和さん（博士前期課程 社会環境工学専攻2年、指導教員：川口貴之教授）が、令和3年度土木学会北海道支部技術研究発表会において、優秀学生講演賞を受賞しました。
　この賞は、北海道支部年次技術研究発表会において、土木技術や研究成果等について優れた講演を行ったと認められるものの中から選ばれる賞です。
　松本さんの受賞論文は「補強土壁の新たな品質管理と健全性評価手法に関する検討」で、試験用の実大アンカー補強土壁を構築し、補強材から取得されるトルクデータを活用して、施工時の新たな品質管理手法や竣工後の維持管理及び健全性評価手法について検討したものです。
　受賞した成果は、本学地域と歩む防災研究センター/SAFERで取り組んでいる積雪寒冷環境における地盤防災?減災技術の研究?開発に関するものです。今後も様々な分野の教員が所属するセンターとしてのメリットを活かした教育研究を進め、地域の防災力向上に資する研究成果を社会に還元していきます。

受賞した松本さん